本州「花いんげん」発祥の地 六合村
赤紫色した大粒の豆。
一粒3センチもある種皮は、光沢があり美しい。
おいらん豆、オニマメ、高原豆、ハナマメと地域によって呼び名は様々だが、六合村では「花いんげん」と呼ばれている。
そう名づけたのは、六合村に住む一人の少年だった。
大正十年五月のこと。当時十三歳だった大塚政美さんは、郵便配達をしていた叔父から、一通のカタログをもらった。北海道の農作物を紹介した冊子だった。
少年は北海道と六合村の気候が似ていることから、オニマメの種を取り寄せて畑にまいた。しかし花は咲くけれど、なかなか実が成らない。「花いんげん」の名は、そんな落胆した少年が名づけた名前だった。
試行錯誤繰り返したすえ、六年後の昭和二年頃から収穫も安定し、商品化にこぎつけた。
高原の清涼な空気と太陽をいっぱいに浴びて育った六合村の「花いんげん」は、六合村をはじめ群馬の観光地ではよく見かける土産品ですが、やはり元祖六合村産が絶品です