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若山牧水

2010年03月15日

暮坂牧水詩碑、春夏秋冬(暮坂高原、県道55号線暮坂峠)

県道中之条草津線(県道55号線)、暮坂峠の牧水詩碑です。
新緑や紅葉のシーズンの景観は抜群です。
ドライブと温泉入浴に、六合村の観光はいかがでしょうか?
お昼に10割手打ちそばはいかがでしょうか?


新緑の暮坂峠牧水碑


真夏の暮坂峠牧水碑


紅葉の暮坂峠牧水碑


紅葉の暮坂峠牧水碑と暮坂峠休憩舎


雪化粧の暮坂峠牧水碑


そば処「くれさか」の2点盛り(地元産野菜とまいたけの天ぷら付き)(裏メニュー)

六合村の暮坂高原には、おいしい10割手打ちそばやさんがあります。

そば処 くれさか 
電話0279-95-3075
住所群馬県吾妻郡六合村大字入山4049-208(暮坂高原です)
特徴10割手打ちそばです。2点盛りは予約が必要です。
その他六合村の特産品の販売を行っています。
定休日水、木曜日
六合村のお食事処の紹介です。 お食事処の詳細図は、こ ち ら(PDFファイル)をご覧ください。(クリックしてください。)

2009年10月19日

牧水まつり 暮坂峠21.10.20開催

暮坂峠の秋のお祭です。
牧水まつりが、10月20日火曜日に開催されます。
11時から暮坂峠で開催されます。
お越しの皆様に「・・・汁」をサービスさせていただきます。

中之条町と六合村で行います。
どうぞお出かけください。

暮坂高原の紅葉は見頃を迎えています。
県道中之条草津線(県道55号線)沢渡温泉から暮坂峠を目指してドライブをお楽しみください。


暮坂峠牧水碑 平成21年10月17日撮影


暮坂峠牧水碑 平成21年10月17日撮影


暮坂峠牧水碑 平成21年10月17日撮影

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2009年03月10日

暮坂峠



若山牧水が10月20日にここを越えました

若山牧水 (水上紀行)
十月二十日
 未明に起き、洋燈の下で朝食をとり、まだ足もとのうす暗いうちに其處を立ち出でた。驚いたのはその、足もとに斑らに雪の落ちてゐることであつた。慌てゝ四邊(あたり)を見廻すと昨夜眠つた宿屋の裏の崖山が斑々として白い。更に遠くを見ると、漸く朝の光のさしそめたをちこちの峰から峰が眞白に輝いてゐる。

ひと夜寢てわが立ち出づる山かげのいで湯の村に雪降りにけり
起き出でて見るあかつきの裏山の紅葉の山に雪降りにけり
朝だちの足もと暗しせまりあふ峽間(はざま)の路にはだら雪積み
上野と越後の國のさかひなる峰の高きに雪降りにけり
はだらかに雪の見ゆるは檜(ひ)の森の黒木の山に降れる故にぞ
檜の森の黒木の山にうすらかに降りぬる雪は寒げにし見ゆ

 昨日の通りに路を急いでやがてひろ/″\とした枯芒の原、立枯の楢の打續いた暮坂峠の大きな澤に出た。峠を越えて約三里、正午近く澤渡温泉に着き、正榮館といふのゝ三階に上つた。此處は珍しくも双方に窪地を持つた樣な、小高い峠に湯が湧いてゐるのであつた。無色無臭、温泉もよく、いゝ湯であつた。此處に此の儘泊らうか、もう三四里を歩いて四萬(しま)温泉へ廻らうか、それとも直ぐ中之條へ出て伊香保まで延ばさうかと二人していろ/\に迷つたが、終(つひ)に四萬へ行くことにきめて、晝飯を終るとすぐまた草鞋を穿いた。
 私は此處で順序として四萬温泉の事を書かねばならぬ事を不快におもふ。いかにも不快な印象を其處の温泉宿から受けたからである。我等の入つて行つたのは、といふより馬車から降りるとすぐ其處に立つてゐた二人の男に誘はれて行つたのは田村旅館といふのであつた。馬車から降りた道を眞直ぐに入つてゆく宏大な構への家であつた。
 とろ/\と登つてやがてその庭らしい處へ着くと一人の宿屋の男は訊いた。
「ヱヽ、どの位ゐの御滯在の御豫定でいらつしやいますか。」
「いゝや、一泊だ、初めてゞ、見物に來たのだ。」
 と答へると彼等はにたりと笑つて顏を見合せた。そしてその男はいま一人の男に馬車から降りた時強ひて私の手から受取つて來た小荷物を押しつけながら早口に言つた。
「一泊だとよ、何の何番に御案内しな。」
 さう言ひ捨てゝおいて今一組の商人態の二人連に同じ樣な事を訊き、滯在と聞くや小腰をかゞめて向つて左手の溪に面した方の新しい建築へ連れて行つた。
 我等と共に殘された一人の男はまざ/\と當惑と苦笑とを顏に表して立つてゐたが、
「ではこちらへ。」
 と我等をその反對の見るからに古びた一棟の方へ導かうとした。私は呼び留めた。
「イヤ僕等は見物に來たので、出來るならいゝ座敷に通して貰ひ度い、たゞ一晩の事だから。」
「へ、承知しました、どうぞこちらへ。」
 案のごとくにひどい部屋であつた。小學校の修學旅行の泊りさうな、幾間か打ち續いた一室でしかも間の唐紙なども滿足には締つてゐない部屋であつた。疊、火鉢、座蒲團、すべてこれに相應したものゝみであつた。
 私は諦めてその火鉢の側に腰をおろしたが、K―君はまだ洋傘を持つたまゝ立つてゐた。
「先生、移りませう、馬車を降りたツイ横にいゝ宿屋があつた樣です。」
 人一倍無口で穩かなこの青年が、明かに怒りを聲に表はして言ひ出した。
 私もそれを思はないではなかつたが、移つて行つてまたこれと同じい待遇を受けたならそれこそ更に不快に相違ない。
「止さうよ、これが土地の風かも知れないから。」
 となだめて、急いで彼を湯に誘つた。
 この分では私には夕餉の膳の上が氣遣はれた。で、定つた物のほかに二品ほど附ける樣にと註文し、酒の事で氣を揉むのを慮つて豫じめ二三本の徳利を取り寄せ自分で燗をすることにしておいた。
 やがて十五六歳の小僧が岡持で二品づつの料理を持つて來た。受取つて箸をつけてゐると小僧は其處につき坐つたまゝ、
「代金を戴きます。」
 といふ。
「代金?」
 と私は審(いぶか)つた。
「宿料かい?」
「いゝえ、そのお料理だけです。よそから持つて來たのですから。」
 思はず私はK―君の顏を見て噴き出した。
「オヤ/\君、これは一泊者のせゐのみではなかつたのだよ、懷中を踏まれたよ」


2007年02月26日

若山牧水

牧水詩碑大正11年11月19日、軽井沢から水上温泉への旅の途中にあった歌人若山牧水は草津温泉を出発し、六合村の小雨地区、生須地区を訪れます。その日は四万温泉へ直行する予定でしたが、道中花敷温泉への道しるべを見つけ予定を変更、花敷温泉に一泊します。翌20日、花敷温泉を出発し、暮坂峠を越え、沢渡温泉へ向かいます。

六合村を旅した二日間で、牧水は53の短歌と「枯野の旅」の詩を残しています。「枯野の旅」を詠んだ暮坂峠に建つ詩碑と銅像は、牧水の思いを馳せるかのようです。

若山牧水

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